2011年6月7日火曜日

SOUL POWER


Title: SOUL POWER
Release Date: 2008 in Canada, 2009 in USA
Country: USA
Director: Jeff Levy-Hinte
Producer: Leon Gast, David Sonenberg, Jeff Levy-Hinte
Cast: James Brown, Celia Cruz, and the Fania All-Stars, B.B. King, Miriam Makeba, The Spinners, Bill Withers, and Manu Dibango.


大阪では、ちょうど去年の7月頃梅田ガーデンシネマで公開されたので、その時に観に行きました。

Black musicを語る上で非常に貴重なフィルムでして、本当にレアな映像が盛り沢山なのでご紹介させて頂きたいと思います。


この作品は、1974年にアフリカの「キンシャサの奇跡(Rumble In Jungle)」と称されたモハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの世界ヘビー級タイトルマッチ対戦前に行われた「ザイール'74」と題されたコンサートの様子を映したドキュメンタリー作品になります。

また、ライブ映像だけにとどまらず、コンサートが開催されるまでのプロセス及びそしてドン・キングやモハメド・アリのインタビューを交えて、このコンサートがいかにアフロアメリカンにとって伝説的な瞬間だったかということを証明してくれる非常に貴重な作品です。

パフォーマーとして全盛期のJames Brownをはじめブルースの神様B.B KingやCelia Cruz・Miriam Makeda・The Spinners・Bill Withersなどといったレジェンドが共演しており、アフリカのミュージシャンとアメリカ在住のアフロアメリカンのミュージシャンとの共演でさらなる黒人としての血を深めるといった意味が目的の一つであり、またアフロアメリカンのミュージシャンがルーツであるアフリカでパフォームすることは彼らのキャリアにとっても貴重な経験であり、大きな出来事だったいうことは間違いないでしょう。

まあ、一部70年代にNYのサルサなどのラテンミュージックを隆盛にに大きな影響を与えた "the Fania All-Stars" も出演しており、彼らはスパニッシュアメリカンでアフロアメリカンではありませんが、70年代のNYサウンドはラテン一色なほどブームを作った彼らなので、出演は妥当だったのかもしれません。

いつ時も客寄せのアーティストはいるわけなので…

ちなみに補足ですが、 "the Fania All-Stars" は日本のサザンオールスターズの名前の由来になっていることは有名な話です。それほどすごいグループだったということです。

また以前のBlogの話に戻るのですが、この伝説的なイベントを企画したのはTSGレーベルでお馴染み "Lloyd Price" でありアメリカの錚々たるメンツのミュージシャンを連れて行き、このイベントをきっかけにボクシングのプロモーターであるDon Kingを音楽のビジネスの道へ導き、当時白人社会がメインのSocietyの中でアフロアメリカンとしてリッチになれるということを証明した出来事でもあると言われています。

とりあえず興行的にも大成功だったのでしょう。

ともあれ、「ブラック・ウッドストック」と呼ばれる世界最強の黒人のイベントだと思います。

Black MusicやCulture興味があるなし関係なしに、ファンキーな音楽とJames Brownが発するシャウトを聞くだけで間違いなしです。

ただモハメド・アリ… インスパイアされすぎて濃すぎるのがちょっと笑えます。。。

DVDも出ているのでMust Get itですよーーー。

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