2012年6月5日火曜日

Alden / Wing Tip Ball Oxford Shoes


Alden - 1884年アメリカはマサチューセッツ州にて、Charles H.Alden氏によってスタートしたシューズメーカー。元々は問題のある足でも均整回復を可能にする整形法の矯正靴でありながら、独特の深みがあり美しい色調と光沢感が特徴の希少なコードヴァンを始めとした最高品質の素材を使用し、熟練の職人の手によって作られるアイテムの数々は、唯一無二のトラディショナルシューズとしてその地位を確立しているブランド。


あえて説明する必要がないほど今や飛ぶ鳥を落とす勢いのあるアメリカンシューズブランドのオールデン。



アメリカ靴ならいつかはオールデンが欲しいなーと思っている方はたくさんおられるのではないでしょうか。



オールデンといえばホーウィン社のコードヴァンを使用した靴が日本ではメジャーだとは思いますが、アメリカ本国では実はいろんなモデルがあるのは以外と知られていません。



もちろんコードヴァンのレザーは他にない独特の光沢感が素晴らしく、最近では世界中のお店からの受注が目まぐるしく入っているみたいで生産がおいついていないという話があるぐらいです。



先日実はボストンにあるオールデンの本社に伺った時に、工場の職人のかたと話をする機会があったのですが世間話の一つにそういったことをおっしゃっていました。



そのおっちゃんは10年ほど履いていたカーフのペニーローファーがめちゃ渋く、ついつい私が「いい靴だね!!」と会話をしはじめてた後、その後一時間半ほどは立ち話を・・・



そうそうオールデン本社をパチリと撮りました↓ 




ちょっと山の中みたいなとこにあって、空気がよく自然があってそりゃいい靴できるわーと理屈なしにそう思いましたね。



そうそう



今回は店頭に少量入荷しているオールデンの靴をご紹介致します。








Alden / Wing Tip Ball Oxford Shoes
Size / 7, 7-
Color / Burgundy
Width / EE
Price / ¥58,800(税込み)


こちらは先日のpieces style 4で着用していたAldenの内羽根仕様の日本未発売のレザーシューズ。



"The American Shoes"といった面構えがいい意味で土臭くかっこいいです。



アッパーに"メダリオン"と呼ばれる独特の装飾が施されており優雅の中にもアメリカ靴らしい無骨な雰囲気がたまらない一品。



最近のバーガンディーの色が変わったとよくコードヴァンのレザーにたいして言う方は多いですが、これはがっしりと頑丈なカウハイドをアッパーに使用しているのでやや赤みが強いバーガンディーぐらいが男汁満載で渋いと思います。



また丈夫で安定感のある履き心地が魅力のグッドイヤーウェルト製法にソールはVibram社のラバーソールを装着しており非常に軽量なのが特徴です。



ここがポイント。



別にラバーソールが嫌ならあきたらソール交換したらいいとは思いますが、この靴はなんでラバーをあえて使用しているかというと普段履きのビジネスでのコンフォートシューズとしてオールデン社が提案しているモデルだからです。



ラインで言うとドレスカジュアルシューズといったところ。



かといって日本でグレーのスーツにこんな赤みのがかった靴で出勤なんてちょっと目立ちすぎてあかんのかなーとも思ったりはするんですけどそこは置いときましょう。



あくまでオールデン側の提案としての話です。



コンフォートシューズとして設計されていることもあって、ラストは日本ではほとんど聞かない"Trudepth Last"が使用されており、ある程度の足型の方にあうように極端ではないある意味癖のないベーシックなラストなのが特徴ですね。



そしてもう一つはオールデン社の天然のベジタブルタンニングでなめされたインソールが付属しております。このインソールは矯正靴としてスタートしたAlden社の拘りが感じられるものでいい意味でドレスシューズらしからねフィッティングは流石の作りです。別にインソールが苦手なら外してしまってもOKです。
↓↓↓↓



上の写真でお気づきの方おられるかもしれませんが、ロゴは現在のロゴではなくて旧ロゴとなっており、カタログ上でこのモデルはまだありますが旧ロゴモデルの再生産は行わないのでなくなったら終わりですね。



こういったちょっとしたディテールが好きな人は好きですよね。



あとサイズ感について・・・



US7・US7-って日本サイズでいうと25cm・25.5cmなので小さいんじゃないの??と思うかたも多くいらっしゃると思いますがこの靴は幅がEEで日本人の一般的な平均的な(幅広)の足幅だと標準ぐらいになっていて、尚且つそのサイズはインソールが入ってのサイズ設定であるので実際インソールを取ってもらうと結構ガバガバになるんですよね。
※基本的なアメリカ靴の幅はDとなりA, B, C, D, E, EE, EEE...の順番で幅が大きくなっていきます。



例をいうと私はコンバースだとUS8.5(27cm)・ナイキでUS9(27cm)・一般的なアメリカ靴で7-D or 8D(25.5cmか26cmのDワイズ)なのですが、これはインソール付きで7EEでちょうどいい感じですね。



サイズ感は個人差があるので明確な事をいうのはなかなか難しいのですが、インソールをとって履く人だったら7-EEのサイズだったら一般的なアメリカ靴(ドレスシューズやブーツ)で8-Dもしくは9Dぐらいのかただったらちょうどいいサイズかもしれません。



こういった靴はデニムやチノなどとの相性はめちゃくちゃいいので、案外革靴初心者の方にも取り入れやすいアイテムだと思います。



宜しければご検討くださいませ。



売れ残ったら自分買います 笑


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