2012年7月27日金曜日

Early 60's B&L Cat Eye Eyeglasses









今回の入荷の眼鏡の中での個人的一押しのアイテム。




表題でEarly 60'sと記載しているのですが、おそらく50年代後半から60年代初期に作られていたフレームとなるのでそのように記載させて頂きました。




こちらは昨日の投稿の眼鏡と同じブランドボシュロム社のキャッツアイタイプの眼鏡になります。




キャッツアイとは名前の通り「ネコの目」の形で目尻がキュンとつり上がったシェイプです。また「フォックス」とも言われています。




この形の歴史といえば第二次世界大戦後に装飾品の高貴な飾りがついたものがアメリカの女性の中で流行していて、お金持ちの女性達がこぞってオーダーで眼鏡にチタンなどを加工して模様をつけたりラインストーンをつけたりとオリジナルの眼鏡をオーダーしていたのですがその時の主流のベースの形はこのキャッツアイタイプでした。



そしてもう一つ大きくキャッツアイが一般市場に流通したのは1961年の映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンがキャッツアイをかけていた影響も大きいようですね。




バイザウェイ




上記の眼鏡はそのキャッツアイのアンバー(赤茶)のフレーム。綺麗な色なんですよ。




先程お話させて頂いておりましたがキャッツアイは女性モノのフレームがほとんどで流通しているのはだいたいSmallサイズがメイン。でもこの眼鏡は男性でも対応可能のMediumサイズとなっています。実際ビンテージの男性モデル?のキャッツアイってあまりないんですよね。




サイズは46□22でテンプル長5 1/2(14.3cm)になります。




女性がかけるイメージが強いキャッツアイですが、時が経ち、今では男性の眼鏡のスタイルでも普通にこの手のシェイプをベースにしているプロダクトはよくみかけます。




正直Tシャツにショーツといったカジュアルスタイルには不向きなスタイルの眼鏡なので、ここぞといった飛び道具的な使い方でパーティーなどのドレススタイルのアクセサリーとして使用して頂くとばっちりでございます。




もちろん普段使いで使用したいっていう人は思い切って取り入れるのも良いのかもしれません。自分のものにしてしまえばそれが個性にもなりますしね。




男性でも使用できるサイズというだけでもちろん女性もフィッティング次第で使用することは可能です。




それにしてもこれはなかなか手に入らないぞ・・・



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