2016年11月20日日曜日

Camel Jacket...

今年の一枚をお探しの方へ、



キャメルカラーのボディーを使用したヴァーシティージャケット。



これなんか非常にお勧めできるアイテムです。





Golden Bear / VARSITY JACKET "MADE IN USA" - CAMEL



いまだにサンフランシスコにある自社工場で良質なジャケットを生産している"Golden Bear(ゴールデン・ベア)社"のスタジャン。



1922年創業のかなりの老舗ブランドで、50年代はアメリカのカレッジやハイスクールのチームジャケットは一任していたのじゃないか?というぐらいのシェア率だったそうです。



基本セミオーダーという形で生産されているのですが、最近ではカラーがどうしても被りがちのジャケット(それは悪い意味で)という印象がある方も少なくはないはず。ボディーはめちゃいいのですが・・・



それも国内ではどうしてもブラックボディーにスリーブもブラックとか、ネイビー/ブラック、ネイビー/ブラウンみたいな悪くないけど無難な組み合わせが目立つ印象です。



今回入荷のキャメルカラーにブラウンレザーってここのブランドではあまり見かけない印象で、アメリカブランドだけどどことなくイタリアンな雰囲気。やっぱりキャメルってイタリアのイメージですよね。



ヨーロッパ目線でのUS感の取り入れといったここ最近のトレンドをかなり意識したと思われるめちゃ色気のある配色だと思います。







ライニングのグレーも絶妙。



ドメスティックだと少しいきってライニングを赤とかにしそうな感じだけど、もしそうすると悪くないけどちょっとヤラシイかなーっと思います。それと飽きるねたぶん。



黒でもいいけど、それだと普通すぎる、絶妙なグレーのライニングがあとあとジワジワ効いてくると思いますYO。



やっぱこれええなーと服単体まじまじ見て・・・ね。








ポケットのレザートリミング、基本中の基本だけどしっかりとした作りでありがたい。







摩擦部分が多い袖リブを保護するためのカフスレザープロテクター、これもここの特許といえるぐらい代表的なディテール。



デザインもファンクション(機能)も優れたグッドディテール。



かっこいい。







それとなんといってもここのヴァージンウールをつかったメルトンの出来は最高。



ちょっといいクラシックなウールコートに使ってるぐらいのクオリティーですね。



アメカジライクに着こなすのはもちろんハマるのですが、やっぱりキャメルは品よく着こなして頂きたいです。



ブラックでコントラストをだしたり、ブラウンや同系色で纏めたり・・・



ドレスシャツの上にサラッと羽織るのも個人的には好きな着こなしです。



まぁーあまり出てこないようなスタジャンだと思うので、所有欲も湧く一生もののアイテムの一つではないでしょうか?



今年の一着としてもお勧めです。



マイレコメンド。


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