仕方ないなーと思っていてもまだまだ8%の税込み価格に違和感を感じながら毎日を過ごしていますが、皆様ご機嫌いかがでしょうか?
4月に突入したということで随分暖かくようやくシャツも本格的に着たくなるシーズンになってきましたね。
今日は気分だしそろそろ紹介しないとということで、本日UPしましたコンバースのヴィンテージスニーカーをご紹介致します。
他にも色やサイズは入荷しておりますが、とりあえずグッドカラーとグッドサイズを。
こちらは70年代後期(80年代前半までの製造)のコンバースオールスターになりまして、後ろのラベルが星付きの黒ラベル仕様のチャックテイラーからオールスターと呼ばれだした時代のアイテムです。
現行ものでもフォルム・カラーリング・クラシカルな佇まいは今現在も我々を魅了するオールスターですが、やっぱりヴィンテージものは是非とも手にして頂きたいマスターピースのアイテムの1つだと思います。
細かく話し始めるとディテールや正直フォルムなんて現行ものとは本当全然違いがあると思いますし・・・っていうのはとりあえず置いておいて現行モノにはないこの年代の代表的なディテールを少々紹介いたします。
まず初めに一番代表的なディテールとしてサイド部分にステッチが入ります。
サイドは破れやすいので、裏はちゃんと当て布をして補強をしています。今はこのディテールは復刻モデルで飾りでついているぐらいですかね。
バックのラベルは白に変更になり、USA製造の表記が入ります。90年代の最終型のアメリカ製すら最近は本当に少なく・・・いやアメリカでもほんと化石に近くなっています。
ラベルがオールスターバッチになった直後、インソールは青文字X青枠になります。80年代中期ぐらいからはこのディテールもなくなります。
やっぱりディテールももちろんですが、この年代はダントツにフォルムがかっこいい。そして経年変化による色味は再現しようがないものだと思います。
29cmと少し大きめのサイズとなりますが、ハイカットは紐をキュンキュンに縛って履くのが粋な履き方なので、普段10(28.0cm)前後を履かれている方にはグッドサイズだと思います。
正直この辺りのサイズも色関係なくデッドストックとなるとまず見つかりません・・・
Converse / Late 70's All Star Hi
Color / Lt.Blue
Size / 10-(29.0cm)
Price / ¥27,000+tax
お次はローカット
こちらも上のハイカットと同年代頃の製造になります。
お色はドラえもんみたいな少しくすんだなんともいえないイナタイブルーがいい色なんです。
この年代のコンバースのマイサイズを私所有していないのでこれは密かに(オープンにしてますが)狙ってます 笑
これらはデッドストックのアイテムになりますが約40年以上前のアイテム、そして倉庫に眠っていたのでどうしても新品未使用品といえど汚れやスレはございます。
ゴム部分などはある程度綺麗にクリーニングをしていますが、アッパーのキャンバス素材や靴紐は洗濯するとどうしても雰囲気が変わってしまうのでデッドストックということであえてそのままにしています。でも実際はキャンバス素材は家で簡単に洗濯できますし、靴紐もオリジナルじゃなければダメといったコレクターの方からしたら物足りないかもしれませんが綿紐の新品に変えてもらうだけで見た目がフレッシュになりデッドの状態なら全然ありだと思います。
ようはただただ珍しいですよーといった理由ではなく、現行でも存在する昔のアイテムを今着用しても全然あり、むしろかっこいいんじゃないんと感じ取ってもらえる為にオリジナルがあるかぎりはしっかりと着用してもらいたいですし、昔履いていた方にはなつかしいなーと世代を越えてリンキングするようなそういう色褪せない本物のアイテムをやっぱり手にしてもらいたいという気持ちが大きいです。
この年代どうこういうよりかはアメリカ製のコンバースを探すだけでも2014年現在非常にハードルが高くなっているので・・・
ナイキなどと違ってコンバースはソールにウレタン素材を使用していないので経年劣化でソールがボロって取れるみたいな心配が少なく、オールドスニーカーでも実際今履けるというのもリアルなところですね。
Converse / Late 70's All Star Hi
Color / Blue
Size / 7-(26.0cm)
Price / ¥27,000+tax
バイザウェイ
少し長くなりますが、現行モノ(US企画)とヴィンテージモノのローカットをベースにディテールを比較したいと思います。
カモ柄が現行モノそしてブルーがヴィンテージです。
トゥーキャップの大きさに違いがあります。そしてフォルムは現行ものはシャープなラストを使用しておりいい意味で華奢。ヴィンテージは少し見た目にポッテリしていてボリューム感があるのが特徴です。
写真だと分かり辛いところですが、ソールの分厚さが結構変わります。現行モノは軽量に作っていて軽い、ヴィンテージはソールの重量感が結構あるんです・・・
サイドステッチありとなし。
年代別にディテールを紹介している雑誌はよくありますがここはあんまりつつかないような・・・でも個人的に一番気になるポイントはソールの返り。
新品同士じゃないと比べられないところですが、現行ものは歩きやすさを考慮してソールの返りが随分あります。実際着用していると履き皺もでてくるので自然とソールに返りがでてくるのは仕方ないのですが、ヴィンテージはつま先がぴったりと地面についており返りがほとんどありません。
これだけで見た目に全然違いがあり、個人的には足馴染みが悪くてもこのヴィンテージの返りなしのソールにやっぱり見とれてしまうんです。やっぱりかっこいいなーって。
比べないと解らないところですが、履き口の広さが全く違います。
現行モノは狭い、ヴィンテージは履き口が広いんです。
だからハイカットは大きめで紐で縛る、ローカットはジャストサイズで履くのがオールドコンバースではマナーだと思います。
インソールの表記の違い。
ラベルの違い。
精巧な復刻モノは非常に出来がよくそれはそれでいいと思いますが、デザインは真似できるけどやっぱりフォルムや生地、あと大事な配色は生産する工場が変わるとどうしてもオリジナルに近づけることは難しいことだと思います。
オリジナルを知るからこそ、現行ものの良さが理解できたり確認できたりするので、やっぱり基本は知っておいたほうがいいのには間違いないと思います。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
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