明日は久しぶりに歯医者にいかないと・・・
バイザウェイ
今日ご紹介するのは80'sのドイツ製の眼鏡になります。
こちらは1961年に創業したドイツの老舗のオプティカルメーカー"NEO STYLE"の80年代のデッドストックの眼鏡です。
ドイツ眼鏡というとCAZALやRODENSTOCKやLUNORやic!berlinなど数々のファッション性の高いアイウェアを世に送り届けています。こちらの"NEO STYLE"は日本ではあまり認知されていませんがドイツ国内及びEU圏では名の通ったブランドでコンセプト毎にいくつものシリーズに分かれており、どのシリーズも個性の豊かさと品質の確かさに非常に定評があります。一つのブランドで10個ぐらいのスタイルをカテゴリ分けされている眼鏡ブランドなんて他にあまりみかけませんね。他にはエルビス・プレスリーが愛用したサングラスがここのブランドだったみたいです。
補足で知っている人は知っている事だと思いますが、ドイツといえばホテル・レストラン業界の厨房設備を中心に、家庭用シンクなどを手がける有数のステンレス加工企業が存在し、特に世界的に使用されている医療現場の器具の市場に関しては世界トップクラスのマーケットシェアを誇っています。すなわちステンレスやチタン素材を使用した眼鏡を作る技術も非常に高レベルな為、ドイツブランドの眼鏡メーカーの売りは無機質ながらモダンな雰囲気が漂うステンレス素材を使用したものが多いんですよね。
話が少々ずれてしまいましたが、こちらの眼鏡はブランドカテゴリの中で"COLLEGE"という分類で、アメリカに落とし込むなら"IVY"や"PREPPY"などといったカテゴリだと思われます。1900年代頃のめちゃくちゃ古いディテールの一山式のクラシックなディテールに、余分なものをそぎ落とし素材感が売りのデザインではないでしょうか。全体的にシックな黒、そしてフロントリム部分にべっ甲風の柄が入っております。
アメリカでは80年代には"IVY"や"PREPPY"ファッションにリンクした眼鏡のスタイルが流行し、ラルフローレンが"PREPPY"という眼鏡のコレクションを出したこともありました。でもスタイル的にいうともっとレンズが大ぶりでいかにも勤勉なガリ勉眼鏡といった雰囲気で正直今のファッションに落とし込むのには難しいのではないかと思うのですが、このドイツ製の眼鏡はレンズが小さめで非常に鮮麗された雰囲気なので十分今の時代にも活躍してくれるものだと思います。同じ年代の眼鏡でも国が違えばスタイルも異なるので、やっぱりそういったことも踏まえてカルチャーを知るのは楽しいことだとも思います。
一山の眼鏡はパットがないので、実際鼻の骨部分にのっけるといったフィッティングになるので、パット式のものに比べてずれやすいのは仕方ありません。確かに機能性だけを求めてしまうとパット式のほうがかけやすいとは思いますが、シンプルでクラシックなオールドのデザインは機能以上の価値はあるはずだとも思います。ずれた眼鏡を時折人差し指でなおす仕草はそれはそれで習慣になってしまえば見た目にも味のあるものだと思います。
フラッシャー付きの完品のデッドストック。
まぁー 正直再入荷は難しいだろなーと思う一品です。
アンティークの眼鏡ケースともばっちりあいますよ。
※
ご興味のある方は是非。
NEO STYLE / 80's Deadstock Spectacles
Color / Black
Made in Germany
Price / ¥
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