2014年11月24日月曜日

pieces style 65

今回のpieces styleも前回に引き続き冬のロングコートを使用してのスタイリング。



どちらもオーストリアの老舗コートブランド"Schneiders(シュナイダー)"のコートになります。



今回は狩猟にも使用されるシュナイダーの名品でもあり定番モデル"Roden Coat(ローデンコート)"、こちらは肩周りが比較的コンパクトで裾にかけて広がりがある独特のAラインが美しいシルエットです。





今年気分のモノトーンでインナーをまとめて小物で色合わせをするという自分の中ではクラシックなスタイリングですが、配色選びでとシルエットでモード感を演出してみました。



コートがダークネイビーなので気品よく全体を包み込んでくれているのではないでしょうか。



またトラッド色の強いネイビーカラーですのでフォーマルシーンでも気品よくはまる色合いだと思います。





今年大活躍するだろう深緑のウールキャップ。



90年代のNIKE社のプロダクトなので、ナチュラルに合わせてもスポーツミックスが成り立つという・・・



渋いグリーンも大好物です。





グレーのカーディガンにグレンチェックパターンのドレスシャツ。



モノトーンの合わせにさりげなく主張した柄ものを。



ありそうでなかなかない生地、これは"ザ・シック"。







背面に深く入ったブリーツ。



これがあるから動いた時の裾の揺れ方が変わる。



写真ではなかなか伝わるのが難しいのですが、この揺れに色気があるんですよ。



ダウンやナイロンジャケットなどギア服はがっちりはしているけれど服に動きがない。着たら着たままのシルエットで変化がない。だから色気がない。もともと色気をだすのに着る服ではないというのが前提だけど1つの解りやすい例までに・・・



あっ、かっこいい人いたなーっと思って振り向いてもまだかっこいい人って身に纏っている洋服にもその色気やかっこよさっていうのが確実にあるものだと思います。生地の揺れというのは1つの理由だと思います。この法則は男性のみなら女性にも言えること。スカートの動きやトレンチコートの裾の動きなど女性らしさならではの魅力がありますよね。



また、自分で自分のバックシルエットなんてなかなか見る機会ないですが、その見えないところの美学っていうのはやっぱり自分でなかなか見えない(理解できない)部分なのかもしれません。



バイザウェイ



比翼(前立てがない仕様)で釦が隠れているので、フロントを留めてもらうとミニマムなシルエットに変わる。



開けてレイヤード、留めてミニマムに



その着こなしを楽しめるのもコートの最大の魅力ではないでしょうか。





Coat:Schneiders / Roden Coat - Dk.Navy
Sweater:Barbour / Flight Cardigan
Shirts:Ralph Lauren / L/S Glencheck Dress Shirts
Pants:Levis / 501 Rigid Black Denim
Shoes:Converse / All Star "Made in Japan"
Etc:Nike 90's Deadstock Wool Cap









やっぱり背中で語る格好良さはメンズクロージングには必要不可欠。



※補足をいうとキャップのナイキマークの刺繍もバックシルエットでこそさりげなくてかっこいい・・・ 笑


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