2014年10月27日月曜日

Blue in the Face

最近のお店の中でのお客さんとの会話で多い話題が"ぬきどころ"。



なんだそれ?って話なのですが、平たく説明すると日々の生活の中で必ず溜まっていくストレスをどのようにして消化するかということ。



私も毎日の生活の中でなんとなく消化出来ているのか出来ていないのかわからないまま過ごしているところはありますが、結構よく聞かれるということはそのソルーションが見つかっていない人も意外と多いのかなーとふと思っています。



難しい問題ですけど、ちゃんと溜まったものをぬくということは大事なことだと思うんですよねーーー



バイザウェイ



日本では娯楽というカテゴリーの中に入りがちな最近の映画ですが、ヨーロッパやアメリカなどではほとんど現実逃避の為に映画を観る人の割合が多いというデータがあるんです。
※参考の資料が見つからないんですけど、本を読むのも同じ原理だと思います。



行ったことない外国の風景やカルチャー、また現実感がありそうでないSF、憧れの恋愛感などなど・・・ 主人公や登場人物とどこか自分自身をシンクロさせて楽しむ・・・



面白いですよね。



実は私の1つのぬきどころである映画鑑賞・・・その中から最近気に入っている何度観ても飽きない作品を1つご紹介いたします。







この映画は大体というかほとんど寝る前に聞く日課のラジオ(これも実はぬきどころ)感覚で、なんにも考えずにダラダラ流してみています 笑



「Smoke(スモーク)」という1995年に公開されたNYのBrooklynにあるタバコ屋さんを舞台とした名作があるのですが、この"Blue in the Face(ブルーインザフェイス)"はそのSmokeの続編(姉妹作?)と言われてる作品で、よりBrooklynという場所のカルチャーやライフスタイルが感じれる映画なんです。あまりにもSmokeが有名になりすぎて、影に潜んでいる感じは否めないですが、脚本も監督も全く同じです。



様々なバックグラウンドを持つ人種が入り混じるBrooklynですので、人種間の言い争いなんて日常茶飯事、バカバカしいなーという風景も実際に本当によくある光景で、個人的にはリアルな描写がたまらなく面白いですね。



現実逃避するというよりかは、自分にとっては懐かしいなーと思って楽しんでいるのですが、それもある意味現実逃避しているのでしょうか 笑?



出てくるキャストも観てからのお楽しみだと思うのであまり言いたくありませんが、素晴らしいビッグキャストばかり・・・



映画監督ジム・ジュームッシュからシンガーのマドンナやロックスターのヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リードまで・・・



とにかく異色すぎる 笑



個人的にはSmoke同様ちょこちょこでてくるトミー役のジャンカルロ・エスポジート(Do the right thingでもお馴染み)がでてるだけで萌える。



いつも彼は自分のファッションアイコンの一人。実際ももちろんカッコいいんですけど、映画の中での毎回のハマリ役度がハンパない。若い頃から今現在もかなりカッコいいんです。



エニウェイ



Brooklynに行ってみたいなーとかどんなとこだろう?とイメージするにもリアルな映画だと思います。



95年の映画なんで、それでも約20年前の映画かーと思うと、今のBrooklynは少し事情が変わってるけどBrooklynの土地柄は変わりようがない感じがします 笑



新しいものが出来て新しい人が入ってきても、Brooklyn自体はあまり変わらないんですよね。



90sそして今現在もHotな場所ということは間違いないですね。



皆さんも自分の"ぬきどころ"はしっかりと作って生活していきましょう 笑


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