洋服屋って結構ずさんな仕入しているとこが多いように昔から思っていて、
毎年同じブランドの同じようなアイテム仕入れて、去年よりブラブラブラ・・・2年前よりブラブラブラと、ちょっとしたディテールの違いや素材の違いなどあたかも以前の商品よりも今年のモノが間違いないと歌うような販売の仕方、
正直そのルーティーン方程式も今のご時世そこまで通用するわけないじゃんと思ってはいたけど。
悪いところを改善する動きは素晴らしいと思うけど、消費者に寄せていい商品でしょ?と押し売るのはいかんせん自分には到底面白くない行為。
定番アイテムです・・・というのとはちょっと違う感じするしね。
バイザウェイ、
個人的には好きなアイテムだけど、昨今はスウェット需要も高く、少し後回しになっていたいいニット類を今年は強化してみました。
アイリーな配色のゆったりハンドニット。
これも今時あまりみかけないカラーリングが最高の一枚で、アームが太く身幅も太い丸っこいシルエットが今尚フレッシュに感じます。
素材的にはリネン混になるからアメリカだと春夏仕様って感じだけど、正直日本って湿度が非常に高い国だからニットは秋~春が標準に着用できる時期かと思います。
また素材によって保温性こそ変わりますが、糸の種類によってゲージや使用できる番手も変わるものなので、チクチクしないし通年長く着れるリネン混のニットは日本ではとても使いやすいアイテムかと。
ミドルゲージでボリューミーなシルエット、でも着ぶくれしないっていう絶妙なラインが使いやすい。
RALPH LAUREN / 90s HANDKNIT "IRIE" KNIT SWEATER "DEADSTOCK"
そして配色が似ているリブニットセーターもおすすめ。
リブ編みなので、実際のフィット感がなんともいえないニット、
袖の折り返しも自身の裄丈に合わせて幅も決めて頂きたいです。
上半分の赤にシャツの配色を被したり、レイヤードも計算して楽しめる・・・そんなアイテムではないでしょうか。
RALPH LAUREN / 90s RIB KNIT SWEATER "DEADSTOCK"
そしてウールニットが苦手な方にもおすすめなコットンニット。
個人的にはこのピンクがかったコーラルレッドの配色が今年トレンディーだと思います。
ちょうど10年ほど前にもプチ流行ったフェイド加工(色褪せ加工みたいな)のこれは90年代のもので、海での海水焼けみたいな雰囲気を表現したオーシャンズウォッシュ。
昨今ならクレームくるんじゃない?と思うぐらいの大胆な色のフェイドが逆にいい塩梅でフレッシュ。
グラデーションフェイドの色味ゆえに、とっつきにくいレッド単色ですが、服馴染みが非常にいいです。
それこそスウェット感覚でレイヤードを楽しめるニットではないしょうか。
POLO SPORT / 90s OCEAN WASH COTTON KNIT SWEATER "DEADSTOCK"
ニットって正直比較的安いアウターと変わらないし、むしろいいやつならもっとプライスレンジが上がるアイテムだと思うので、数こそそこまで増やすのは難しいアイテムかもしれません。
ただいいやつってなかなかHard to Findになっているアイテムの一つかと思うので、地味に一枚一枚お気に入りを増やしていってもらいたいと思っています。
長く付き合える・・・それが一番愛着が湧いてくるものなんで。
是非ご検討くださいませ。
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