2013年7月19日金曜日
Installed the New Glass Lens
50's American Optical Safety Flame installed "Neophan" Glass Lens
お客様よりご依頼を受けていたレンズ交換の眼鏡が上がってきたのでご紹介させて頂きます。
以前当店でご購入頂いた50年代のクリアーのセーフティーフレームに明るめのグリーンのガラスレンズを装着させて頂きました。
あえての透過度の高い明るめのレンズをグレーのクリアーフレームに入れることで独特のオールド感がでてクールだと思います。
大体自然光でこれぐらいの明るみのグリーンに見えるのですが、不思議なもので電球色の下ではブラウンっぽい色味に見えたり光に合わせた色を常にキャッチしてくれます。
それがガラスレンズの特徴なんです。
現行のプラスチックの色つきレンズは塗装により色をつけているので光によって色の変化はございません。それに比べて昔のガラスレンズはガラスを作る段階で着色して練りこんでいるので、ガラス自体にしっかりと色が付着しています。
だから色剥げ等もおこりませんし、色レンズに限っては目の障害になる強い光を遮断し、目に優しい光だけを吸収します。
外から見たときの独特の反射面もルックス的にかっこいいですが、機能的にも優れたものだといえます。
もちろんいい事づくめではないのも事実です。
プラスティックに比べて重量が重くなる、ガラスなので落とせば割れることもある、などなど。
確かに重くはなってしまいますが、その重厚な重みって好きな人からすると結構たまらないものだったりします。
かけてるっなって思えるというか。
軽量を求めたテクノロジーのすごさには本当にあっぱれですが、アンティークのアイテムに関してはそのアイテムが過ごした年月と重みは比例している気がします。
軽すぎたらどこか不完全のような感じですかね。
そして不注意で落としてしまうことはあるかと思いますが、お気に入りのアイテムは大事に扱うに限ります。
もし割れてしまったときは、潔くまたレンズを入れ替えましょう 笑
ガラスレンズへの交換は加工費込みで¥5,250(税込み)で承っております。
フレームにあった配色や作ってみたいイメージもあるかと思いますので、お気軽にご相談くださいませ。
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