先日お客様からお預かりした眼鏡のレンズ入れ替え分があがってきたのでご紹介させて頂きます。
モデルはレイバンのボシュロム製のまだアメリカ製産だったころのウェイファーラーのエボニーカラー。
70年代頃の雰囲気に近づけるために、濃い黒緑色のガラスレンズを装着しております。
やっぱりレンズを入れ替えるだけで雰囲気も抜群。手にとってもらうとその良さがより感じて頂けるのですが・・・
レンズ入れ替えは加工費込みで¥5,250(税込み)でお受けしているのでご興味のある方はお気軽にご相談下さい。
このアンティークのガラスレンズは在庫がなくなってしまえば手に入りませんのでお早めに。
入れ替え前。UVケアのクリアレンズ装着。
入れ替え後。黒緑のドイツ製のネオファンレンズを装着。
ここでちょっとレイバンにたいする豆知識を。
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、レイバンは黒のフレームの事を「EBONY(漆黒)」と表記しています。
これには理由があって、まだレイバンがアメリカのボシュロム社で製産されていたころ、今以上に白人と黒人の人種差別があからさまに醜かった時代背景がありました。
ボシュロム社はあらゆる人種に眼鏡を平等に供給したい願いもあって、「BLACK(黒)」という当時差別を連想させる言葉をカラー表記になくしたんですよね。
黒人のお客様が欲しい色を提示するときに気持ちよく買い物が出来て、尚且つ店員がカラー表記をしっかりと発言できるようにした為だとも言われています。
ちょっとした話ですが、なるほどなーと思うところもしばしば。
やっぱりウェイファーラーには様々なアイコンがいて、もちろん白人もいるわけだし黒人もいる。
そのアイコンがあるからこそ世界中にそのスタイルが広がったともいえることだと思います。
今あるウェイファーラーの功績はそういったちょっとしたアイデアが原因の1つかもしれませんね。
それにしてもエボニーのウェイファーラーは王道尚且つ定番でやっぱり渋いですね。
流行り廃りない永遠にのこるプロダクトの1つだと思います。
皆さん間違っても「ブラック」と言わないで下さい。
レイバンは「エボニー」が世界共通用語です。
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