2025年10月19日日曜日

Vintage Loafer...

10月はイベント盛り沢山、



毎週毎週、子の行事イベントからの代休あったりイレギュラーが続きます。



今日は区民祭りがありまして、そこで子が合唱すると聞いてたので夫婦で行ってきました。



中学生のオーケストラの伴奏をバックに合唱が始まってわりと本格的でびっくりしましたね。



あらためて幼稚園の先生はほんと大変だなーと。



リスペクトでしかないです。



バイザウェイ、



以前からお客様に相談されていたビンテージのtimberlandのローファーのソールリペアが完了したので少しご紹介させて頂きたいと思います。




履いて初日にパッカーンと上のソールが外れたと連絡があり、



一応ビンテージということとTimberlandの靴の構造の話を購入前にお話させて頂いていたので、あらら・・・速攻来たなって感じでした。



これあるあるというわけではないんですけど、革靴はシンプルに言うとソールを縫ってる製法と貼り付けている製法がありまして、ティンバーなんかは古いものでも縫ってそうで意外と貼り付けなんですよ。



だから加水分解ではないんですけど、経年でのバグでふいに接着が剝がれたりってことは古いものではよくあること。



昔はそこで捨てたりする人多かったと思うんですよ。






でもこれ80年代のティンバーランドで実はレザーはalden社のコードヴァンでもお馴染みのホーウィン社のカーフ使っていて、今では相当高級品というか買えないレザー使用しているわけ。



だから側残してレストアしたいよねーって話をしていて、



一度目の修理はオリジナルソールを残したいという要望もあって、再接着プラスアウトソールに縫って補強って感じでとりあえず応急処置でリペア完了しました。



それから数ヶ月たって次これ 苦笑






おそらくアウトソールの接着の相性があまりよくないのと(古いし素材の関係もある)、ミッドソールが爪先と被っていて歩く時の引っかかりで剝がれやすいということもあって、



縫い目は取れてないが接着部分が剝がれだしてるとまた連絡あり。



本格的にソール交換を視野にいれて、お客様の要望でコバ出しのフルソール交換で完了。





まぁまぁコストもかかっていますが、これで履きこめる一足に仕上がりました。



古いモノを使えるものに変えていく事・・・



それぞれのLoveがなければ成り立たない事だと思います。



売って終わりってわけではないので、この商売やるならある程度付き合えないと難しいよ・・・とだけ伝えておく 笑



信頼関係なしに事は始まりません。



関係性に感謝。



モノやヒトは大事にしていきたいものですね。


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